Mr.ゴミズノの毎日サバイバル月記

毎日この世の中をサバイバルしています。でも毎日書けないので日記ではなく月記です。

エピソード6 特技がバイトの早期退職になった男の帰還

 前回の更新から時間が空いてしまいすみません。簡単にあらすじを。

 

「この街の3つあるマクドナルドを1つぶっ潰す!」の合言葉の元、地元のバーガーキングで大学3年生の1月からオープニングスタッフとして働いていた私。しかし、度重なる酷使によるストレスで自律神経失調症と思われる病気を発症してしまう。

 そこで大学4年生の7月中旬にバイトの転職を決意し、翌月からバーガーキングは籍を置くだけの実質休職状態とした。新天地として選んだのは、敵であったその街のマクドナルド。


しかし10月の上旬のある夜、私は車を走らせていた。 バーガーキングの退職届を出す為に、そしてマクドナルドを退職するための退職届を書く為に…

 

話は7月の下旬にさかのぼる。

無事に3つあるうちのマクドナルドの一つに雇われ、カウンター担当になった私。

 

結論から言うと、

転職は失敗だった。

 

働き始めて2日目から、働く喜びなどの良い感情は一つも湧かなかった。最早バーガーキングの方がマシだったのでは?というほどである。


全権を握るデカいBBA。コイツが全権を握っているため、気に入られるかどうかで働きやすさが決まると言われているほどだった。

しかし、コイツはシンプルに頭がイカレてた。

昼ピークのクソ忙しい時に、並んでる人の前で俺ともう一人を大きな声で怒鳴った事、生涯忘れないだろう。

次の日そいつ凹んでた。「でかい声出したことについてクレームが来てた。何で私が?」


あたりめえだよ。脳全摘したのお前は?

歳が近いであろうパートが話聞いてあげてた。
励ます方もどうかしてるよ。

 

無論私はあまり気に入られなかったので自店にはおらず、ヘルプ生活に入っていた。
ある時、同じ市の国道沿いの店のヘルプに飛ばされることになったのだが、この時に私はある事に気づいた。

 

「あれ?この店が家から一番近くね?」

チャリの駐輪場代もかからないし雰囲気も良いし知り合いもいた。普通に3人くらいから「ウチに来ない?」とスカウトされた。
3回目のヘルプをした帰り道に決断した。

 


「移籍するかは別として、とりあえず今のところは辞めよう!」
僅か70日である。バーガーキングより早かった。

いざ退職を決めた次の出勤日は凄まじかった。
トイレの故障が判明(1ヶ月で3回目)。しかも見たことないレベルのゴキ氏もいた。

そのせいで20分遅れで始まったゴミ捨て、搬入をなんとか7分遅れにまで縮めるも、マネージャーから一言「もう5分早くしよーね。」俺の事煽ってる?

そしていつも通り後ろでキレてるデカいBBAがうるさすぎて壁を1回殴って2回蹴った。

最早こんなところにいる自分が面白くなってしまい、自分への指導をマスク越しで笑いながらポケットに手を入れて聞いてた。

 

こうして最初に戻る。
マクドナルドの退職届をもらおうとその日のマネージャーに聞いたり、勝手にテーブルを漁ったりしたが見つけられなかった。
仕方なくバーガーキングの退職届だけ店長の机に置いてきた。

最後の出勤日は完璧なほど全て適当にやった。どうせ俺いないし。

 

上がりの時間以降はあえてゆっくり仕事して残業代を稼ぎ、

店を出た瞬間に遂に出所できたと思い、反射的にこのポーズをしていた。

脱獄、成功。


その日以降のシフトには全部バツを書き、備考に学校が忙しいと嘘を並べて当人全員ブロックしておいた。バイト先の電話も着信拒否にした。

 


こうして来年4月からの就職先は決定してるが、かけ持っていたバイトを金もないのに10月に2つとも辞めるという男が誕生した。

派遣バイト生活に入っていたが、交通費は支給されないため、日取りは6000円~8000円。これでは生活が厳しい。

当月3回目の派遣バイト休憩時間中、ついに決断した。


1番家から近い、先ほどのヘルプで働いた店でお世話になろうと。

 

そして、

 

 

そこを最後のバイト先にしようと。

 

マクドナルド 20年7月-20年10月16日(約80日)
入った理由:マックを潰すために働いてたのに裏切ったら面白いと思ったから

辞めた理由:メンバーがクソだった上にヘルプ先として働いた店からスカウトされた。家から1番近く、交通費もかからなかったためその店に移籍を決意したため。