Mr.ゴミズノの毎日サバイバル月記

毎日この世の中をサバイバルしています。でも毎日書けないので日記ではなく月記です。

バイト・ウォーズ エピソード2 ろくでなし人間たちの攻撃

嵐の様に某うどんチェーンを去って1ヶ月半後、ある居酒屋チェーンと縁があって働くことになった。

ここまでのブログを読んでくださっている勘の良い皆さまならわかると思うが、ルカクに誘拐された時も、可愛くないガールズバーの女の子とケンカした時もこの居酒屋チェーンで働いていた時である。

 

この職場も某うどんチェーンに負けず劣らずのクレイジー職場であった。別の意味で。

私に言われる時点でもう終わりだが、この職場の人は簡単に言えば人間性に難ありだった。

イトメンバーの仲はかなり良かったが、その仲良しメンバー大勢で夜バイトせずに遊びに行く事が多かった。

私は良く言えば店に残って働く側、悪く言えばバイトのメンバーからそんなに好かれないから誘われない側、の人間だった。

なんなら「この日俺たち遊び行くからバイトしてくれ」と企画する先輩から頼まれるくらいだった。

 

私は当時未成年で酒に関する知識が全くない中で最初は働いていた。ある日、レゲエパンチの注文が入った。

このレゲエパンチというカクテルはピーチリキュールにウーロン茶を入れて作るのだが、私が入れたのは

 

 

ウーロンハイ焼酎濃いめにピーチリキュールである。

見た目はレゲエパンチだが到底飲めるシロモノではなかった。ごめんなさい。

 

バイトのメンバーがほぼ大学生という事もあり恋愛ネタも多い職場だった。

 

ある日、男の先輩に

ー好きな女の子いないの?

と言われた。

「好きってわけではないんですけど、気になってる子(後輩)はいます。」

おもむろに私のスマホを取ってその後輩を友達追加してラインを送る。そして、

ー俺に任せろ、俺がその後輩のキューピッドになってやるよ

って言ってくれた。

「せ、先輩…!もし進展があったら相談します!」と伝えた。

 

 


1か月後にその先輩が後輩と付き合ってやがった。

 

新手のNTR(寝取られ)ってやつだろうか。

ちなみに余談だが、その後輩とはゲス先輩と付き合いはじめた辺りから普通に仲良くなった。

 

更に仕事が出来ない上に、当時齢24にして子どもを二人こしらえた、IQは3で人望0社員がいたのだが、そんなダメ人間をあるバイトの女子が好きになっていた。

好きになってはいけない人を好きになった訳である。

その女の事を剛力と呼ばせていただいたうえで話を進める。

 

f:id:StargazerM:20230801170241j:image

なぜ剛力と呼ぶのか、これは剛力彩芽の人気曲ランキングを見るとお分かりいただけるだろう。こういう曲名で歌を歌いそうだからである。

剛力は働く店舗こそ違ったが、時々そのダメ社員の店舗に来ていたし、飲みに行けばずっと隣の席だった。

ダメ社員と働いていた時に剛力と連れが店にやってきた。急に「海が見たい」と言われたので、勤務時間中に家に帰り家族の車を走らせて職場に戻った。そして3時まで働いていた後に4人で海を見に行った。気づいたら剛力とダメ社員の二人で海を見ながら話していたのは言うまでもない。本気で好きだったのだろう。

 

そして極めつけだが、店長は約15個下の奴となぜか付き合い結婚した。最近お子さんが1歳になったと。この店長はガールズバー回で出てきたあの畜生店長である。あれが親父は死にたくなると思う。

 

 

この職場での一番の思い出は「他店へのヘルプ」である。千葉と東京併せて計5店舗、ヘルプに飛ばされていた。

この「バイトで他店のヘルプ」という言葉とは今後3年間付き合っていく事になるがそれはまた別の話。

ちなみに就活の時にヘルプ行きまくってエリア全体の売上を30万円あげました!どうだすげぇだろ!とアピールしてたが実際は10万円もいってない。

 

ヘルプ先でも様々なエピソードがある。

バイトの名札は自分でデザインしてもいいルールだった。

そこで名札に

 

「柏の赤西仁です!」

 

と書いた。

f:id:StargazerM:20230731144254j:image

今このブログを読んでいる全員がこんな事を思っていそうだが、スルーさせていただく。

それ故にヘルプ先からは赤西君って呼ばれてた。そのせいで別店舗のもう一人のヘルプ担当に「赤西は今日どこで働いてるの?」といわれ「赤西ってだれ!?」と困惑したらしい。

ごめんな。私が赤西すぎて。

 

18時から23時半までヘルプ先で働いた後、帰り道に自店にお届け物をするために寄った。「宅急便で~す」とふざけようとしたらめちゃ混んでた。

「あ、やばいわ」と思い、「これ冷蔵庫に入れときますね!んじゃ、お疲れさまでした!」と店長に伝えたら、

 

ー水野くん、今制服あるよね?待ってるよ。これ以上は言わせないでね(*^^*)

 

観念して着替えて0時半から3時まで勤務した。

 

都内の王子店で23時までヘルプとして働く予定だったが、店が混んでたので明らかに上がれる感じではなかった。そこで、ヘルプ先の店長に「僕明日休みなんで27時まで働きますよ!社員さんだとバイトより残業代高くつくと思いますし、明日研修あるなら今上がっちゃってください!」と伝え社員を上がらせた。

そのまま27時まで働き社員3名と飲みに行った。その内の一人が普通に言い人出だったので仲良くなった。ラインを交換した後にその人のタイムラインを観たらその人の昔の写真があった。

 

バチボコの暴走族だった。

 

酔っぱらっていた俺は「え~ヤバい~卍~」と思っていたらそのまま寝てしまい、王子から40㎞先の石川町まで行ってしまった。

 

ヤバいのはあんただよ。

 

 

なんだかんだで楽しくはやっていたので、このままここで大学卒業までいれたらいいなと思っていた。しかし、世の中は甘くなかった。そして離れる事になった理由も自分でわかっていたのだった…

 

エピソード3に続く