Mr.ゴミズノの毎日サバイバル月記

毎日この世の中をサバイバルしています。でも毎日書けないので日記ではなく月記です。

過去を振り返る瞬間ほど恥ずかしいものは無い

はじめまして皆様。

 

友達に書いてみたら?って勧められて今回一筆啓上します。

大学では社会学部のジャスティンビーバーと呼ばれてました水野です。

 

 

 

 

…呼ばれてたというか自分で社学のジャスティンって呼んでただけなんだけどね。

改めて感じたけどどこにもジャスティンの要素なんて無かったのよ。髪の毛金髪にもしたけど、ただのやんちゃしてるクソガキか、女遊びする金を稼ぐ為にひたすらバイトしてるフリーターにしか見えなかったし。しかも拾った誰のか分からない口紅を指に塗られてそれがネイルになって更にしばらく剥がさなかったからね。パツキンオカマはヤバいって。もう出川が出てくるって。ヤバいよヤバいよって。

 

あ、でも俺が何言ってるか分からないから、友達と会話してると毎日2回はみんなが「何言ってんの?」とか「それどういう意味?」とか聞いてくるしLINEになっても上記と同じように聞かれたり、挙句の果てには「?」ってだけの返信もよく来ました。

これってさ、つまり"What do you mean?"なんだよ。

社学のジャスティンの周りには沢山の本家ジャスティンがいたって事だよね。QED。最近会えてないけどマイフレンズのオールジャスティン達元気かな。

 

 

話は変わりましてこの前の休みで部屋の掃除したんですよ。よくあるよね。やる事あるのに部屋の掃除するってやつ。そしたらさ、出てきたのよ。

小学校の頃、自分に向けて書いた手紙。表面には「最低中学で開ける」と書かれてた。いやいつだよ。限定しとけって。雑すぎるだろ。そんな雑で手紙許されねぇよ。

しかも後ろがもっと酷いのなんの。テープを✖️印形に貼ってあるのよ。普通の人なら封とか、チェックを書くじゃん?ご丁寧に封印って書いてあって更にテープの4隅ににふ う い ん って1文字ずつ書いてあんの。マジきもいんだけど。小学校から厨二病かよ。もう末期過ぎんだろ。小学校の時から医者に厨二病ステージ4、手遅れですって言われてるようなもんじゃん。よく中学生時代生き抜いたな。

 

俺が死んだ時に遺品整理でこの中身を見られたくないので此処で開けることにしました。纏めてツッコミたいと当初考えましたがイヤな予感しかしないので1行ずつやります。テープで貼って止めただけかと思いきや糊でも貼ってありました。どんだけ読まれたく無かったんだよ。

 

 

 

 

「十七ぐらいの自分へ」

いやもう1行目から意味わかんねぇよ。既にWhat do you mean が俺の頭に流れてるんだけど。一緒に頭の中の厚切りジェイソンも出てきたよ。そのスタートだったら最初から十七ぐらいの自分へって手紙の表紙に書けよ。もう22歳だよ俺。この時点で自分がヤバい奴って気がつかなかったかな俺。人格が完全に形成される前になんとかしとけよ。

 

「拝啓 あなたは受験やむずかしい勉強にぶつかっていると思います。」

ああそうだな。ちなみに小学生のお前に言うと5年生になったら算数分かんなくなるよ。球体の体積とか台形の面積とか就活の時のテストで間違えたからね。今もわかんないよ。人生で使った事ないけどさ。

 

「そうやって悩んでいると、ろくなことがありません」

ぶっ飛ばすぞクソガキ。バチボコ上から目線じゃん。お前小学生だから何にも悩みなかっただろ。この後数えきれないぐらい悩むぞ。バイト辞めようとか部活辞めようとか人間関係とかそんなんばっかだけどさ。人生甘く見過ぎだろコイツ。プリンとかゼリーとかケーキばっか食って人生生きてけねぇんだよ。激辛麻婆とか激苦の粉薬も必要なんだよ。それで乗り越えるんだよ。

 

「なやんでいる時は、今までにあった楽しかったこと、うれしかったこと、おもしろかったこと、これからある楽しいことなどを思い出してください。」

 

だから人生知ったかぶんなって。お前の心小学生じゃねぇだろ。もうジジイの考えじゃねぇか。バイトでしくじってめちゃんこ怒られた時とかそんな事考える余裕なかったからね。どうやって死のうかどうやって乗り切ろうかやってなかった課題どうしようかくらいしか考える余裕ないから。

 

「そうすれば、勇気もでていやなことも関係なく、がんばれると思います。」

 

アンパンマンのセリフかよ。小学校にしてアンパンマンかよ。もっとハマるもんなかったのかよ。デジモンとかガッシュとかはねるのとびらとかさ。だからお前小学生の時友達の話についていけなかったんだよ。謎が全て解けたわ。頭の中の金田一が出てきたよ遂に。

 

「さようなら。活やくを期待しています。」

 

だからどれだけ上から目線なんだよ。もううるせえって。唐突にぶっ込んでくるさようならも意味わかんないし。オフコース小田和正じゃん言い方がもう。もうすぐ外は白い冬とか言うけど今梅雨だよ。でもこんな拙い文読まされて俺の心はキンキンだよ。冷え切った手を1人で温める日々だからな。

もし十七ぐらいの自分へ当てたとしても活躍もクソもねぇよ。あの時だったら勉強するしかねぇから。なにで活躍するつもりだったんだよ。

 

「楽しんでちゃんとした社会にでてがんばってください小学生10才の俺より」

 

いや主語がないじゃん。何を楽しむの俺?あとちゃんとした社会って何?この社会しかねぇんだわ。社会に選択性はねぇんだよ。

仮にちゃんとした社会とちゃんとしてない社会があったら100人中100人がちゃんとした社会選ぶだろ。小学生の10才の頃の俺は今後未来の自分がちゃんとしてない社会を選ぶと思ったのかよ。

というか17歳で社会に出ろって。1行目の受験にぶつかってるだろうねってなんだったんだよ。

あと文の最後は敬具って書けよ。

 

とりあえずこの手紙はシュレッダーに掛けようと思います。敬具。